システムエンジニアで年収1000万はどう目指すのか?現実的な方法とは

誰しもふと夢見る「年収1,000万」

システムエンジニアになって私も考えたことがあります。

2017年に未経験でIT業界へ転職し、転職時に提案された年収は300万ちょうど。

その時は「IT業界ってほんとに稼げるのかよ」って正直思いましたよ。

それが2025年になって年収650万まで上がってきました。

この先どうやって年収を上げていくのか。

でも私自身考えることですが、「こっから先、年収1,000万を目指す必要があるのか」という視点もあると思います。

今回は”ネンシューイッセンマン”について、実現する方法と、目指す意味について書いていきたいと思います。

ネンシューイッセンマン

2025年現在、フリーランスでインフラエンジニアとして働いている私は年収650万ほどです。

私が所属するプロジェクトは独立してほぼ個人でやってる営業さんが探してくれているんですが、他にもエンジニアが10名ほどいます。

その他のエンジニアの年収をみんなで共有した時があって、私が下から3番目くらいでした。

月に60万くらいが多く、一人だけ飛びぬけて90万という人がいます。

月に90万ですから、年収にすると1,080万ってことですよね。

その方はプロジェクトマネージャーとして、二次受けのプロジェクトで仕事をしています。

メンバーレベルの人は60万前後のイメージです。

さすがにプロジェクトマネージャーという責任のデカい仕事は、報酬もデカいなと思いました。

技術力だけでなく、メンバー管理能力、プロジェクト推進力、お客さんとの調整力などなど色んなスキルが求められます。

メンバーレベルが年収700万前後だとしたら、プロジェクトマネージャーが1,000万を超える感じなのはうなずけるかと思います。

実例をまずはお話ししましたが、他に”ネンシューイッセンマン”を目指す方法は何があるか上げていきたいと思います。

ネンシューイッセンマンになるには

普通のエンジニアとして働いていて、ネンシューイッセンマンを目指すとしたらどんな方法があるのか書いていきます。

フリーランスでプロジェクトマネージャー

フリーランスでプロジェクトマネージャーをやればほぼ間違いなく年収1,000万いけます。

それより安いプロジェクトマネージャーの仕事があったらちょっと大丈夫?ってなります。

さっきも書きましたが、プロジェクトマネージャーはやはり相応の多様なスキルが求められるので、1,000万は見合った報酬だと思います。

技術力だけで1,000万狙うなら、一人でシステム構築できるレベル

今の私のプロフィールにも一人だけ飛びぬけた技術力を持ってる人がいます。

システムの基盤となるインフラ全般の知識を持ち、さらにその上に乗せるサービスに関する知識もある。

トラブル解決力も高く、問題の切り分けも上手い。

他のホームページで見た情報ですが、30代エンジニアで年収1,000万を超える人は、エンジニア全体の1.6%程のようです。

この数字を見る限り「他とは脳みそが違うレベルの技術力を持った人」と言えると思います。

100人に1人か2人の逸材です。

たまにいると思いますが、「脳みそがその業界にめちゃくちゃマッチしてる奴」です。

その業界で働くために生まれてきただろう感がある人、そういう人はどの業界にもいると思います。

そういうレベルの人はやはり1,000万を超える市場価値があります。

ポジション、年齢で狙う

先ほどの例と比較してスキルもう少し低くても年収1,000万狙う方法としては、外資系に就職するとか(求められる結果は高そうですが)、大手IT企業で課長レベルになるとかですね。

NECの三次受けとかで働いていた時に聞いた話で、NECの課長、部長はそのレベルの年収でした。

先ほどのフリーランスでプロジェクトマネージャーに近いスキルは必要になるかと思います。

大きい会社ほど、社内試験とか昇級試験とかあって、大きい会社ならではの苦労もあると思います。

ネンシューイッセンマンになる必要がそもそもあるのか

私はこの視点も大切だと思っています。

さっきもチラッと書きましたが、やはりネンシューイッセンマンになるには、それ相応の技術力、マネジメント力、責任のあるポジション、メンバーでいる時とは違うスキルが必ず必要です。

それって、エンジニア全員が目指せるのかといえば難しい気がします。

ですが、そもそもそこまで年収をもらわなくも生きていきますよねという考え方もあると思います。

他の業界と比べてもIT業界の年収は高い水準ですし、そこそこのメンバーレベルでも700万ほどは固いです。

自分の求めるライフスタイルに合わせて年収を調整しても良いと思います。

特にフリーランスで働く場合、勤務地、勤務頻度、仕事内容、年収を色々見ながら仕事を選んでいけます。(そこそこの技術力は必要)

仕事以外に力を入れたいこと、やりたいことあると思います。

ネンシューイッセンマンになるということは、高確率で人生での仕事の比重が高くなります。

人生仕事だけではないですから、他のやりたいことのために仕事をする、という考え方だっていいわけです。

それでもやりたい、仕事が楽しい、生活スタイルに合ってる、という具合に自分の人生にフィットしていると感じるようでしたら、ネンシューイッセンマンでいることが良いかと思います!