システムエンジニアとして働く私の友人や同僚は合わせて30~40人くらいですが、みんな忙しくしていたり、忙しくなかったりします。
今回は「システムエンジニアは忙しいのか」どうか迫っていきます。
以前、「システムエンジニアの仕事はきついのか」という記事も書きまして、そちらではシステムエンジニアという仕事をどう捉えるかによるというテーマでしたが、今回は拘束時間(定時退社できるのか)に焦点を当てていきたいと思います。
システムエンジニアって、かかか、帰れないの、、、?
なんてことはありません(笑)
まずは私の1年半を振り返ってみたいと思います。
これから書く仕事の具体例1~4は、過去記事で仕事内容を詳しく書いてますので、仕事内容が気になった方は記事末の「関連記事」からご覧ください。
具体例1 タブレット端末のキッティング
タブレット端末のキッティング業務でしたが、こちらはほぼ残業はありませんでした。
ただ、チームメンバーで作ったセット数が、予定していたセット数と合わないという時がしばしばあり、セット内容をみんなで手探りで再確認して時間をかけたということがありました。
7点程(コードや、充電器、プリンターの替えのインクなど)を1セットとして作っていくので、入れ忘れがあると最後に残ってしまうのです。
銀行でいう「1円合わないからみんなで探すぞ!」と似ています(笑)
それでも定時プラス1時間残ったのが2,3回くらいで、ほぼ定時で退社していました。
具体例2 ネットワーク監視業務
こちらは24時間365日誰かしら働いていましたので、次の勤務の人が来たら帰るという感じでほぼ残業はしませんでした。
自分が帰る間際にトラブルがあったり、やっかいな電話に捕まったりした時は1~2時間ほど残りましたが、9ヵ月働いて10日も残業してないと思います。
具体的3 コアネットワークの運用
こちらのプロジェクトもほとんど残りませんでした。
10:00~18:30という定時でしたので朝はゆったりしていました。
結局予定していた仕事を請け負うことができなかったので、資料作りや機械のマニュアルを読んで整理したりする程度でしたので、残業する必要もないので3ヶ月間残業ゼロだったと思います。
仕事を請け負わなかった?どゆこと?という方は過去記事をどうぞ → システムエンジニアの仕事をわかりやすく! 具体例3
具体例4 フィールドテスト
この試験は1日のみの依頼でしたので実体験は少ないですが、長いことフィールドテストをしていた人と一緒に働けましたので色々な聞くことができました。
この仕事はやっかいで、決まった時間に決まった場所で無線通信ができるか試験をするわけですが、スケジュールとしては最初は余裕があります。
例えば、10:00にA地点、11:00にB地点、昼をはさんで14:00にC地点、15:00にD地点、、、それぞれ10分で終わるくらいの試験です。
しかし、無線通信の試験はなっかなかうまくいきません。
繋がらない、想定している電波をつかんでくれない、繋がらないから通信キャリアに連絡して折り返しを待って、他の人も作業中止してちょっと待ってて、、、
そんなんでどんどんスケジュールが押されます。
無線通信の試験は予定通りいかないことがほとんどだと話していましたので、予定通り試験がうまくいけばラッキーくらいに思っておいた方が良さそうです。
おそらく定時時間プラス1時間くらいかかる日がしばしばあると思って良いと思います。
友人、同僚は?
これは結構まちまちですが、サクサクっと紹介していきます。
友人A テスター
リリース前のシステムに色んな情報を投入して、その結果を検証していく仕事。
→概ね定時。暇な時間もあるって話してました。
友人B ECサイトの開発
販売サイトを立ち上げる仕事です。サイト公開間近は結構残って仕事していたそうです。
→普段は18:00すぎるくらいでも、サイトオープン前は毎日21:00前後くらいまでやってると言ってました。
友人C データセンターの監視業務
データセンターでサーバーやネットワーク機器に異常がないか夜間帯にチェックする仕事。
→こちらはほぼ定時上がりと言ってました。ほとんど夜勤で働いていて、概ね残業はしないとのことでした。
友人D Pythonを使った機械学習の研究
機械学習による色々な実験や検証をしていると言ってました。あまり忙しくはない様子。
→概ね定時通りのようです。
友人E Wi-Fiの設置
Wi-Fiサービスを店舗に行って設置したりする仕事。
→多少残業するくらいとのことでした。たまに忙しい時期があって、遅くなるときがあるとのこと。
まとめ
以上が私の経験および友人や同僚の状況でした。
夜勤作業は時間が伸びると身体がどんどんきつくなってくるのでそんなにハードな仕事はしない傾向があり、定時勤務が大いなる傾向です。
開発する仕事はどうしても納期、リリース間近になると「間に合わない!」とか「修正が入った!」でバタつくことが多く、遅くまで残ることがありますね。
しかし、私の知ってる限りでは、毎日帰るのが遅いと言ってる人は1人も聞いたことがありません。
それこそ毎日22:00などに帰る人はいないということです。
まだ私の周りにいないだけかもしれませんが、そこまで厳しい状況が毎日続く現場はそんなに無いと思って良いと思います。
プロジェクトの仕事だからということも多少あるかもしれませんね。
何故プロジェクトだとあまり残らないのか?それについては以前の記事「システムエンジニアリングサービス(SES)とは?」で書いてますので読んでみてください。