前回に引き続き、CCNAの勉強方法について書いて行きたいと思います。
前回記事を読んでいない方はこちらの記事を先にお読みください。
Ping-tだけでは受からない・・・?
私がそろそろCCNAの受験申し込みをしようかと思っていた頃、私の同僚がCCNA一発の試験を受けて落ちたという話を聞きました。
それにうろたえ、何か良い問題集や勉強法がないかネットで調べまくった結果、
クラムメディアというサイトで提供している問題集が非常に優れているという話を入手しました。
試験に落ちて約20,000円を磨るわけにはいかなかったので、藁にもすがる思いで問題集をゲット。(有料です)
そこではPing-tには載っていない問題もあり、今まで学んだことのない別の知識も習得できました。
その問題集を約一ヶ月ほど取り組み。なんとか合格。
合格ラインが832点って高すぎでは・・・?
2つ目の試験ICND2
1度試験の手応えをつかんだので、2回目の勉強は1回目の時と同じようにやりました。
2ヶ月でPing-tの問題を全て”金”にし、クラムメディアの問題をやって合格。
クラムメディアの問題集から似たような問題が1〜2割ほど出るくらい的中するので、これを読まないと合格できていなかったのでは?と思います。
Ping-tでネットワークの知識はしっかりつけられますが、試験で正答するのとではわけが違います。
最初に紹介した基礎固めの本を読み、Ping-tでトレーニングし、クラムメディアで仕上げ、というステップがオススメです。
なにせ落ちたら2万円が飛んでいってしまうので、Ciscoに募金するようなものですから・・・
必ず1回で合格できるようにPing-tの解説など細かいところも学んで行くのが良いです。
試験はおそらく元々英文だった問題を自動翻訳して日本語で書いたような言葉なので、曖昧な理解だと回答を絞り切れません。
シミュレーション問題
CCNAの試験はシミュレーション問題というのが出題されます。
自分でルータやスイッチにコマンドを打って、必要な情報を入手して回答するという問題です。
これは選択問題ではありますが、自分でコマンドを打たなきゃいけないので事前に少しトレーニングするのが良いです。
Ping-tで有料コンテンツとして簡易シミュレータが用意されています。
メニューの「プレミアムコンテンツ」の中に入ってます。
有料になってしまいますが、1ヶ月でも有料契約してトレーニングするのがいいでしょう。
CCNAの問題は無料コンテンツですので、普段は無料で勉強して、ある程度勉強が進んだらシミュレーション問題のトレーニングをやるという感じが良いと思います。
Show系のコマンドshow runなどは色んな情報がいっぺんに見れるので使えます。
CCNA取得後
5ヶ月間の勉強の末CCNAを取得し、やっと経歴書にしっかりとした資格が書けるようになったなぁとしみじみ思いました。
CCNAがあったおかげで、次のステップとなるプロジェクトに行けたので良かったです。
試験の内容自体は癖があるし、8割強得点しなければならないので大変ですが、その代わりネットワーク系のプロジェクトへ参入しやすくなるのは間違いありません。
ネットワーク系に進みたい人は、CCNAがあることで選択できるプロジェクトが増えますので、ぜひチャレンジして見てください!
2018年10月11追記
CCNPについての記事をアップしましたので、こちらもどうぞ↓↓
ネットワーク系SEはCCNP必須?難易度と料金が高すぎる資格