ネスペの試験は毎年10月の第3日曜日なので、ほとんどの受験者が7月頃から勉強を始めます。
しかし!
「来年はないぞ!」と自身に発破をかける管理人わたなべは、2019年10月の試験で絶対合格を目指し、早くも勉強を始めたのであります。(今は5月です)
とはいえ、何から始めるようか考えたところ、まずは過去問に撃沈して「己の無力さ」を認識する方が良いテンションで勉強ができるんじゃないかと思いまして、とりあえず過去問に挑戦!
今回は2018年(平成30年度)のネットワークスペシャリストの過去問にノー勉強でトライした記録を書いていきます。
過去問挑戦と採点と撃沈
以前の記事でも書いていますが、私はネスペ絶対合格に向けて午前1の試験だけを先に受験しております。
ですので、今回は午前2、午後1、午後2の問題に挑戦!
まずは午前2の試験から振り返っていきます。
過去問挑戦!2018年の午前2
ふむふむ採点すると、64点!
合格ラインが60点ですから、なんとかパスできた!ヤッフイ!
25問中16問正解していました。問題は、4つの選択肢から1つを選ぶタイプです。
ネットワークの基礎っぽい話はわかりますが、普段触っていない無線の話とか、DNSの話とか曖昧ですし、WebSocket、EAP、LDAPとか初耳なものもありました。
なんとなく聞いたことあるというレベルでは、選択肢のきわどさをかいくぐれません。
ちゃんと知らないと答えられませんよーだ!と、意地悪な人が作ったような問題ですね・・・
過去問を見ながら初めて知る単語がしっかり抑えていかなければならないようですね。
過去問挑戦!2018年の午後1
午後1は大問3つのうちから2つを選び、各大問の中の設問に答えていきます。
文章中から単語を抜き出したり、30文字以内で理由を述べよなどの方法で回答していきます。
選択肢はナッシングですので、マグレ当たりがないのがきついところです。
採点しようとすると・・・あれ?細かい配点がわからない(汗)
IPAのサイトに行って試験要項みても、ざっくり配点・・・笑
引用:IPA 過去問題(問題冊子・配点割合・解答例・採点講評)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_mondai.html(外部リンク)
大問1つにつき50点の配点のようですが、やはり記述問題の方がウェイトはあるはずですよね。
単語を書け問題が8問、記述であってそうなのが1問、部分点くれそうな回答が1問、、、以上。
たぶん20点くらいでしょうか?
じんわり汗かきました。
言いたいことはあってそうな回答もありましたが、回答に書かれているようなキーワード、必須単語が全く抑えられていないということを痛感しました。
例えば、大問3の設問3で私が「IP-VPNを経由する経路情報を優先する」と書いたのですが、解答例は「BGP4で得られた経路を優先する」でした。
多分私の回答では不十分ということでわずかな部分点がもらえらばラッキーじゃないでしょうか。。。
解答例を見ると、いずれもキーワードを使った回答で簡潔です。
例えば「OSPFのプライオリティを0に設定する」なんて書かれると、「確かにそりゃそうだ」と思いますが、自分が問題文を読んでその答えにたどり着ける気が今のところしないですね。
基礎知識と、どんなルール・プロトコルを使って何をするのか説明する練習が必要ですね。
過去問挑戦!2018年の午後2
これがまた大変です。
大問2つのうち、1つを選んで回答していきますが、問題文がA4で10ページほどあるのがまずやばいですね。
通しで読んでいっても「あれ、さっきのとこなんて書いてあったけ?」と戻りながら怪しいとこにアンダーライン引いて、やっと問題にたどり着いたと思ったら”60文字でカモン”って、きついですわよ。
午後2の丸つけをすると、単語記述が7問正解、記述は・・・・・・ほぼ期待できないと思われます。
ですので、単語埋めが1問2点くらいだとしても14点、、、こりゃやばい。
問題文の設定の難易度としては午後1とあまり変わらない印象ですが、細かい理屈がほっんとに説明できなかったです。
穴埋め問題ですら16問あって7問しか正解できていないですので、まずは説明文の中身をしっかり理解する知識を入れる必要がありますね。
そのあと、説明文を読んで「何がどうなのか」しっかり深いところで理解することと、「◯◯をこうして、◯◯する」という回答癖をしっかりつけなければなりません。
多くの合格者の意見やブログを見てきましたが、やはり過去問を解いて着眼点と回答方法をしっかり習得しないといけないことがよーーーーーーーーくわかりました。
「ひょっとしたら2ヶ月くらいで受かるんじゃね?」という自分の中の”ナメた自分”がちーんってなりましたね。
回答の説明をしっかりみて、まずは「ネットワークスペシャリスト 教科書」で基礎からじっくり始めていきたいと思います。