前回に続き、フリーランスになってから変わったことを色々とまとめたいと思います!

前回の記事はこちらです↓

フリーランスのSEになった時の経緯と実際の年収変化 前編

フリーランスになったゾ

ファイナンシャルプランナーの友人のおかげで、2021年4月からフリーランスとして働き始めることができました。

何がどう変わったか、、、?

大きく分けて、4つのこと(年収、責任、働き方、確定申告)が変わったと思いますので、それぞれ書いていきたいと思います。

フリーランスになって年収アップ!

フリーランスになる直前の給料を前回お見せしましたが、12倍して、410万円ほどでした。

フリーランスになって、最初のプロジェクトに入った時の報酬はこのくらいでした。

源泉徴収される前の金額が50万ちょいですから、年収にすると600万までアップしました。

今までの1.5倍ですよ!?

びっくりしましたね、こんなに上がるもんかと。

フリーランスになって責任はどう変わるのか

フリーランスになる前は、数十人規模の会社で正社員としてエンジニアをやってました。

研修をしてくれたり、プロジェクト入った後のフォローをしてくれたり、同僚と色々情報交換できたり、会社という存在を通じてたくさんお世話になりました。

それが、フリーランスになると、無くなります。

友人が営業の代わりとして動いてくれて、プロジェクトを探して、お客さんとのやりとりはしてくれますが、その他には何もありません。

ただし、責任は重くなります。

例えばですが、常駐先の会社で働くことになったとして、パソコンを貸与されたとします。

そのパソコンを無くしたり、情報漏洩したり、となると、最終的なお客さんと自分との間にいくつかの会社が関与しているとは思いますが、基本的には自分自身の責任になります。

悪質な場合、損害賠償を求められる可能性もゼロではありません。

レバテックさんのサイトでわかりやすく事例交えてまとめてありましたので、事例を引用させてもらいましょう。

  1. 機密情報の漏洩
  2. 納品物の欠点による売上損失
  3. 納期遅れによる事業への支障
  4. 作権の侵害
  5. 何らかのトラブルによる訴訟

レバテック フリーランスの損害賠償事例や加入したい損害賠償保険を解説(外部リンク)
https://freelance.levtech.jp/guide/detail/1599/

その他には労災も、失業保険もないですから、何かあったときのサポートはない、と割り切って考えておく必要があります。

働き方は変わるのか?

基本的には変わらないと思います。

請負で仕事していれば仕事をもらって何か業務をする、派遣されてどこかの会社でプロパーの方と一緒に仕事をする。

日々の仕事の仕方はほぼ変わらないと思って良いと思います!

変わる点としては、所属していた会社との絡みが無くなる点だと思います。

例えば、所属していた会社の新人教育をしていたなら教育はやらなくなりますし、バーベキューや帰社日イベントがあったならそういうイベントも無くなりますし、何か社内で必要とされる提出物などの対応やら本業と絡む付随業務っていうんですかね?そういうのは無くなります。

スッキリすると言えばスッキリしますが、寂しいと感じる方もいるかもしれませんね。

確定申告とか社会保障とかそういうの

ここは大きく変わる点だと思います。

交通費、年金、健康保険、各種税金は先ほど載せた600万から捻出する必要がありますし、会社の福利厚生の一部としてよくある定期検診とかも100%自分持ちになります。

天引きされない分、一瞬たくさんお金が入ってくるように見えますが、2割くらいは必要経費として使わずにとっておく必要があるかと思います。

確定申告ももちろん自分でやらないといけないので、慣れないうちは少し面倒なことが増えます。

自分のためにやらないといけないことが増えるが、年収はアップする、という捉え方が良いのではないでしょうか。

自己管理しなけらばならない分、色々と考える点も増えますが、色んな仕組みを学べる機会にもなりますから、私はフリーランスになって良かったと思ってます。

エンジニアとしてざっくり5年ほど経験したくらいで、一度フリーランスになるのを検討してもいいんじゃないかと思います!