私は2017年にシステムエンジニアに転職し1年半が経とうとしていますが、システムエンジニアという仕事が安定しているのかどうか考えてみましたので、まとめたいと思います。
ちなみに「安定」と言っても、色んな意味での安定があると思いますので、以下のように分けて解説していきます。
- 職業そのものが無くならないか?という安定
- 給料が上がり下がりしない?という安定
- 仕事の出来不出来によって待遇が変わらないかという安定
- 部署異動、地方異動などがないかという安定
- 一生をかけてシステムエンジニアでやっていっても安定しているのか
では、順に書いていきます!
1.職業そのものが無くならないか?という安定
実は近い将来無くなるかもしれないという仕事があります。
それはシステムエンジニアが技術を発展させ過ぎて、人の代わりに機械が仕事をしてくれるような職業です。
過去の記事でもそれについて触れていますので、よろしかったらご覧ください。
基本的には人の判断が要らず、単純、反復作業の仕事がそれに当てはまります。
または、大きな会社の場合、システムが発展し過ぎて今までより少ない人員で足りるといった場合に、人員削減や採用を控えるといったこともあるでしょう。
2.給料が上がり下がりしない?という安定
システムエンジニアの仕事は歩合制、コミッションの類いの報酬はほぼないと思って良いと思います。
プロジェクト、受託開発のボリュームによってはボーナスに反映されることがあると思いますが、基本的には徐々に上がっていくだろうと考えて良いと思います。
3.仕事の出来不出来によって待遇が変わらないかという安定
楽をしてもストイックにやっても変わらないかと聞かれると、それは、長い目で見れば変わると思います。
日々新しい技術が生まれる、システムが生まれるわけですから、新しいことを常に吸収していく姿勢は必要でしょう。
「常に定時退社することはできないか?」「取りたい時に休みがとれるか?」と聞かれると、非常に難しいと思います。
それはシステムエンジニアだからとかではなく、どの仕事でもそうです。
時間を最優先したい、させなければならないということでしたら、どの仕事もそうですが正社員になることは非常に厳しいでしょう。
もちろん、予定している作業、仕事を完了させれば定時退社、休みがとれると思います。
これもまた、システムエンジニアだからではなくどの仕事でもそうですよね。
4.部署異動、地方異動などがないかという安定
基本的に自宅から遠方へ転勤というのはほぼないと思って良いと思います。
通信キャリアや、現地にお客さんがいるような仕事であればサポートに行くことはあると思いますが、IT業界全体で言ったら割合は低いと思います。
募集要項を確認すれば記載されていると思いますので、自分の希望する会社の採用情報で確認してみましょう。
5.一生をかけてシステムエンジニアでやっていっても安定しているのか
はい、これは安定していると言えると思います。
このITの発達がどこまでいくかわかりませんが、数十年、IT業界は盛り上がっているでしょう。
IPA(情報処理推進機構)というところが行っている試験の中には国家資格となる資格もあり、いわゆる「手に職をつける」と言えるほど専門的な仕事もあります。
そういった仕事に携わったり、最新技術を常に吸収していく姿勢があれば一生かけていく価値のある仕事であり、安定していると言えると思います!
具体的にどんな仕事をするのか書いた記事もありますので、こちらもどうぞ。