ブログを書き始めたころ、システムエンジニアという言葉には広義の意味と狭義の意味があると書きました。
世の中で使われる「システムエンジニア」の多くは広義の意味で使われ、種類はたくさんあります。
今回はネットワークエンジニアについて解説いたします。
ネットワークエンジニア?
みなさん聞き慣れないかと思いますので、わかりやすく書いていきます。
ネットワークエンジニアという仕事といっても範囲が広いので、私が経験して見聞きした仕事内容をご紹介します。
ネットワークというのは、ざっくりいうと機械と機械を繋がるようにしてあげる仕事です。
原理はこれであってる気がします。
写真のような機械にケーブルを接続したりもします。
例えばみなさんが使ってるスマートフォンからLINEで友達に連絡できるのも、会社で取引先の人にメールを送れるのもネットワークエンジニアが関わっています。
ですが、1から10まで全てをネットワークエンジニアがやっているわけではありません。
ケーブルを引く工事会社の人がいたり、ISP(インターネットサービスプロバイダ)がいたり、複数の職種の人が関わります。
サービスが使えるようになるまでに色んな人が登場してきますが、ネットワークエンジニアの代表的な仕事と言えばスイッチやルーターと呼ばれるネットワーク機器の設定です。
ネットワーク機器?
自宅でインターネットを使う人はなんとなくわかるかもしれませんが、ルーターという機器が自宅にある人もいると思います。
ちなみに、モデムと呼ばれる機器もありますが機能が異なります。最近のものはモデムであり、ルーターであり、無線アクセスポイントだったり複数の機能が統合された機器があります。
例えば、こんな機械ですね。
話が戻りますが、ルーターと呼ばれる機械がネットワークを繋げる重要な役割を担っています。
複数のパソコンやスマホからインターネットにアクセスできるのもルーターの機能によるものです。(無線LANなど)
このルーターに設定をするのがネットワークエンジニアということになります。
細かい設定内容をここで書くと長くなってしまうので割愛いたしますが、世の中ではいろんなところでこのルーターを始め、ネットワーク機器が存在しています。
それらの設定は高度で、専門的な知識が必要なためネットワークエンジニアが担当しています。
大きな企業の内部で使用する社内ネットワークなどを構築することもあります。
その場合、何十台もこのような機械が登場し、お互い通信できるように設定されています。
それらを管理、構築、変更などができる人がネットワークエンジニアということです。
まとめ
アプリケーションやソフトウェアを作る仕事と比べたら地味な仕事ではありますが、システムエンジニアとしてステップアップしていく上でネットワークは避けて通れません。
長い目で見て、システムエンジニアの熟練者を目指す方は一度はネットワークに関するプロジェクトに入り知識を深めるのが良いでしょう。