
「コピぺ de 関数」FILE_19
今回は、Excelで作る簡単勤務表をご紹介します。
今まで9か所のプロジェクトでお世話になってきましたが、勤務表はほんとに現場次第でいろいろです。
手の込んだ作りになっていて、2025年、8月とか入れるだけで31日分の枠ができたり、9月なら30日分の枠ができたり。
勤務時間も、19:30以降の時間を入力すると、30分自動で休憩時間扱いされたり。
実際に使いやすいな、って思うような勤務表に出会った試しがありません(笑)
それで私自身、勤務時間を自分で管理する必要もあるので、自分で作った勤務表をお伝えしたいと思います。
この勤務表は、日々勤務表に対して下記のような不満を持った方に最適化と思います。
- 始業時間、就業時間だけ入力するのが良い
- 昼休憩分の1時間は自動で引いてくれると助かる
- シフト制で働いてるから、土日も入力できるタイプを希望
- 休みの日はセルが色が変わると助かるなぁ
2ステップで作りますが、ステップ1は色塗りなので省いてしまって大丈夫です。
いらない機能だなと思ったら、省いちゃって構いません!
ステップ1 休みの日のセルは色を変える
数式をを2回だけ使いますので、可能でしたら画像の通りのセルの配置で文字とか罫線とか作ってください。
画像のように、1日目の始業時間を入れるセル(E5)にカーソルを当てて、条件付き書式をクリック。
「新しいルール」を選択して、①「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、②数式を入れる枠に下記の数式をコピペしてください。
=$B5=”休日”
そして、③「書式」をクリック。
上のタブの中から、塗りつぶしを選択して、好きな色を指定します。
「OK」を2回クリックして完了です。
そしたら、E5セルにカーソルを当てて、右にずずずいーっとコピー。H5セルまでやってください。
試しに、B5セルに「休日」と入力すると、下記の画像のようにセルが赤くなります。
休みの日って人それぞれだと思いますので、休日は休日と入れてセルを赤くしたり、グレーにしたり、お好みで色を代えちゃってください。
ステップ2 始業時間と終業時間を入力して合計を求める
次に、勤務時間を求められるようにします。
次に、H5セルに下記の数式を入れてください。
=IF(G5=””,””,F5-E5-G5)
そしたら、H5セルの書式設定で、下記画像のように、「h:mm」という形式にしてください。
これは、「13:15」のような時間形式を指定しています。
そしたら、始業時間、就業時間、休憩時間をそれぞれ入力してみてください。
こんな感じで、勤務時間が計算されます。
そしたら、E5~H5セルを選択して、下にずずずいーっとコピーします。31日のとこまで。
H36セルに合計を表示させたいので、下記の数式を入れます。
=SUM(H5:H35)
そうすると、結果が「8:00」となっちゃいますので、セルの書式設定を変えてやります。
[h]:mm としてあげると、時間の合計を表示してくれます。
これで出来上がりです!
休日を好きなところに入れてカスタマイズ
休日を入れてあげることで、セルの色が変わりますので祝日とかも休日って書いて、色を変えて使うことができます。
シフトで働く方も使えると思います!
休憩時間が2:00だったら、休憩列の時間を2:00にしたあげればOK。
ぜひ皆さん使ってみてください~