TBS「この差って何ですか?」で面白い研究結果が・・・
毎週火曜日の夜7時にTBSで放送している「この差って何ですか?」という番組を昨日たまたま見ていたら面白いテーマを取り扱っていました。
健康長寿医療センターがとある町の高齢者5,000人を対象に調査した結果によると、高血圧、認知症、うつ病、骨粗鬆症の予防効果が期待できる歩数があるとのこと!
私は大学生の頃、「1日10,000歩、歩くと身体に良い。」と聞き、万歩計で頑張って歩いて数えたこともあり、10,000歩が人間の身体には必要なんだと信じていました。
しかし、調査によればもっと少ない歩数で効果が期待できるとのことです。
病気ごとに予防効果が期待できる歩数
先に結果を言ってしまうと、
高血圧には8,000歩(首にタオルを巻くとベター)
骨粗鬆症には7,000歩(朝ではなく夕方に歩くのがベター)
認知症には5,000歩(緑道ではなく街中を歩くのがベター)
だそうです。
そして、うつ病予防には4,000歩がいいようです。詳しく見て行きましょう。
皆さんは1日何歩くらい歩いていますか?
私は普段、なるべく歩くように意識してエスカレーターやエレベーターを極力使わず生活しています。
今年の3月に購入したHuawei P10 Liteというスマホは、はじめから万歩計機能がついており勝手に歩数を計測してくれています。
10,000歩達成すると、「10,000歩達成」と通知が来るようになっており、やはり「10,000歩」が一つの目安なんだと思っておりました。
しかし、健康長寿医療センターの調査によれば、「1日4,000歩以上歩くとうつ病の予防効果が期待できる」というのです。
特に意識しないでも1日生活していたら4,000歩って達成してしまいそうですが、効果を高めるポイントとして、
- 外を歩くこと
- 早歩きで歩くこと
が良いようです。
早歩きで歩くと筋肉の中でBDNFという物質が作られ、脳内で心のバランスを保つセロトニンの働きを助ける効果が期待できるとのことです。
昨日の番組ではやっていませんでしたが、私が以前聞いた話で、日照時間が短いと滅入りやすいと聞いたことがありました。
また、陽の当たらない部屋にこもる治験に参加したことのある友人は「光がないとこで1日過ごすとおかしくなる」と不気味なことを言っていました。
ですので、太陽の光を浴びると、人間の心と身体にとって何かしら良い働きがあるんだろうなと思っておりました。
では、システムエンジニアという仕事に当てはめて見ましょう。
SEの仕事をしているとうつ病になると言われたりしています。
実際にシステムエンジニアとして働いている私も、近しい人でうつ病になったことがあります。
SEって、基本的には仕事中に外出もなく、パソコンと向き合ってばかりで、何ならランチタイムもデスクで済ませる人が多いです。
歩かない、陽の光も浴びない、長時間椅子に座っている、、、
その環境だけでうつ病を促しているような状況ですよね。
昨日の放送を聞いて、SEがうつ病になる?という噂の背景にはこういった仕事スタイルが影響しているのかな?と感じました。
しかも、IT系の会社は割と駅近の会社が多く、通勤時間で歩く時間も短い傾向にあると思います。
きっと歩数計で見てもかなり少ないのでは・・・
目安として4,000歩(なるべく早歩き)、そして陽の光を浴びるというのが体のバランスを保つことに繋がりそうですので、ちょっと意識して見るのが良いですね!