今の世の中、男性だから向いている仕事、女性だから向いていない仕事というのはあまりないと感じています。
以前は、男性はフライトアテンダントには向いてない、看護士になるべきではないという考えもあれば、女性はトラックを運転すべきではない、駅員っぽくない。
などなど、男性だから、女性だからというのが言われてました。
しかしどうでしょうか、上記に挙げた例で考えても、現代は男女の向き不向きはあまり当てはまりません。
では、システムエンジニアはどうでしょうか?
システムエンジニアとして活躍する女性
どのくらい現場に女性がいるかというと、私の所属する会社、プロジェクトを見ても現状では女性は1割以下です。
1チームに1人女性がいるかどうかという印象です。
これから割合は高まっていくと予想されますが、現状の割合はこのくらいです。
じゃあ女性には不向きな仕事なのか?それはノーです。
じゃあどうして女性が少ないのか?
理由について、私の見解を書いてみたいと思います。
そもそも「理系出身」でシステムエンジニアを募集しているのが大きく影響しています。
私が通っていた県立高校の普通科では、3年になる時「文系」の道に進むか「理系」の道に進むかの決断を迫られました。
それによってクラス分けも変わり、選ぶ大学(文系か理系か)も変わります。
そのクラス分けの結果、ほとんどの女性が文系のクラスにいました。理系に行ったのはごくわずかです。
その選択によって、文系の大学に進学するか理系の大学に進むか変わってしまいます。
現状では、システムエンジニアになれる人は「理系出身」と言われる傾向にありますから、女性でシステムエンジニアになる人はとても少ないということです。
あくまで私の感覚的な話になってしまいましたが、理系の道に進みたいという女性が増えればシステムエンジニアになる人は増えてくると思います。
私の世代(私は1987年生まれ)は、友人が通っていた理系の大学は、女性の割合が小さく1割いるかどうかと聞いたことがあります。
その世代が就職するとき、つまり今から8年ほど前(システムエンジニアの募集がまだまだ理系中心の採用だった頃)は理系出身の女性は少なく、かつ、その中でもシステムエンジニアを目指した人は多くなかったと思います。
しかし、最近は文系出身でもシステムエンジニアになれたり、転職できたりするので本人の適性とITへの興味があればシステムエンジニアになることができます。
現場はまだまだ男性が多いですが、男性のシステムエンジニアは穏やかだったり、あまり感情的にならない人が多い気がするので、根性論を押し付けられるようなことが少ないかなと私は思います。
私は前職の大学事務員の方がよっぽど根性論を説かれていました。
ですので、落ち着いてしっかり仕事をしたい、電話に追われず静かな環境で仕事をするのが好きといった女性には良い職種だと思います!
ぜひ興味のある方は参考にして見てください。
具体的にどんな仕事なのか?という質問について書いた記事もありますので、ぜひ下記の関連記事も読んで見てください。
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