スマートフォンやパソコンが普及すると同時に、機械やテレビを長時間見ることによって視力の低下や、IT眼症と言われるような全身症状が出ることがあるようです。

IT化が進んで日々の暮らしが便利になっていくのは良いことだと思うのですが、やはり使いすぎというのは人間の身体に良くないですね。

ある日、人間の身体が変化するときに起こる共通点があると感じました。

私自身視力が悪く両眼共に0.1程度ですが、小学6年の時、急に悪くなっていきました。

私の友人も急に悪くなったという人が多く、徐々に悪くなっていったという方をあまり聞いたことがありません。

その理由は何故か?私が考えた仮説について書いてみたいと思います。

視力が急に悪くなるのは何故?

私の仮説としては、視力が悪くなるのは疲労骨折のイメージに近いのではないか?ということです。

どういうことかと言いますと、一定の期間内に、一定量の負荷がかかるとガクンと段階的に悪くなっていくのではないかという考えです。

私は小さい頃、テレビゲームが好きでめちゃめちゃやっていました。

全盛期の頃は平日に1日2~3時間、休日に4~5時間程だったと思います。

ちなみにテレビは20型で、テレビまでの距離2mくらいです。(笑)

その状況で、それだけゲームをしまくっていても悪くなりませんでした。

それが小学5年生になって急に0.6ずつに下がったのです。

私の考えでは、眼の疲労蓄積が疲労回復を上回り、一定のラインを越えたのです。

何言ってるかわからないと思いますのでグラフを作りました。

人間の身体は休むことによって体力や身体の機能を回復させる力がありますよね?

自然治癒力とも言えます。

ですが、人間の色んな活動によって体力や機能のスタミナを使っていきます。

その上がり下がりが身体の一定ラインを越えて、ガクンと一段階下がったのです。

一度、身体の基準ラインが変わってしまうと、今度は新しいラインをベースに上がり下がりを繰り返します。

そこでまた疲労が蓄積していくと、またガクンと下がるということです。

疲労骨折も同じですよね?

毎日練習して休んでを繰り返して、練習のし過ぎで疲労骨折。

一度疲労骨折になればしばらく以前のようには身体を使えません。

ですが眼の場合、使い続けてしまうためさらにもう一段階、もう一段階と、下がっていくのです。

私の場合、もう一段階下がったのは、就職して毎日パソコンを使うようになった時でした。

就職して数ヶ月で、0.6ずつから、0.1ずつになりました。(0.09くらい)

その視力がしばらく続き、数年間変わらなかったですが、ホームページの更新という仕事を始めて数ヶ月、ほぼ1日中パソコンを使うようになったら、またガクンと下がりました。

コンタクトレンズの度数で3.00とかです。

その視力になってから3年経ちますがまったく変わりません。

これは他の症状にも同じことが言えます。

疲労骨折
練習して、回復してを繰り返すも、一定量の負荷がかかり骨折

タバコを吸う本数
1日数本しか吸わなかったのに、いつのまにか1日一箱が当たり前になる

うつ病
負荷と回復を繰り返していくうちに、限界点を越えてうつ病になってしまう

このように、ある程度人間の身体が踏ん張って現状をとどめようと頑張ってくれるのですが、耐えきれずプツッと切れて基準値が変わってしまったようになります。

IT眼症もきっと同じように、消耗と回復を繰り返していき身体の限界ラインを越えてしまう負荷がかかった時に発症するのではないかと思います。

悪化させないために

視力低下やIT眼症は、おそらくスマホを見る時間を少なくしたり、パソコンの利用時間を短くすることが良いと思われますが、そう簡単にコントロールできたら苦労はしませんよね、、、

そこは素直に「あぁ、疲れた」と感じたら中断するしか方法はありません。

そのサインを見逃さないことが大切ですね。

ぜひみなさんも眼の使いすぎには気をつけてくださいね!