数日前、友人家族とバーベキューに行ったときのこと。
友人の子供に「○○君(私の息子)のパパ、何の仕事してるの〜?」と聞かれました。
私は固まりました。
インターネットってわかるのかな?通信ってわかるのかな?ネットワークって知るわけないよな。ぁあ、なんて言葉で説明したら良いのか、、、
と、頭の中で一周回って、「パソコンを使った仕事だよ」と逃げてしまいました。
瞬時に説明できなかった自分が情けなく、その後、何て言えば伝わったのか色々考えました。
今回は、システムエンジニアを小学生でもわかるように説明するには何て言ったら良いのか考えて見たいと思います。
SEの仕事をジャンルごとに分けて説明する
システムエンジニアの仕事って多岐にわたっていて、みんなが似たような仕事をしているわけではありません。
ですので、大きく分けて開発系と構築系とで切り分けて伝えるのが良いかなと思います。
開発系と構築系の違いなどについては、別記事で触れていますのでそちらを参考にしてください。
SEの種類は多すぎる!2つに分類分けしてキャリアプランを描こう
そして、普通の説明では単語一つ一つの意味を教えなくては伝わらないので、具体例で説明するのが良いと考えました。
例:開発系でアプリ開発をしている場合
「こういう(スマホを見せつつ)スマートフォンって言う電話で使う、便利なサービスを作ってるよ。」
サービスの意味がわかっていなそうなら、続けて、
「サービスは、人の役に立つもののことだよ。」
要は、人の役に立つためのサービスを作っているというイメージが伝われば良いのかなと思います。
それが有償、無償、有形、無形かどうかはともかくとして、人の役に立つ仕組みを作っていますよね。
もし、物理的なモノがあれば見せてあげたり、写真や画像を見せながら「こういう人の役に立つモノを作ってるよ。」と説明し、子供の理解に合わせて補足情報を伝えれば良いと思います。
開発系の場合、ソフトウェアやシステム、専門的な機能などを作っているでしょうから、言葉で説明するより実演したりして具体的に見せてあげることで、子供の理解を助けることができると思います。
例:構築系でネットワークエンジニアの場合
私の場合ネットワーク系のシステムエンジニアなので、こんな感じで伝えて行こうと思っています。
「パパとママがスマートフォンを使って、離れていても電話できるよね?街の中にはたくさんの機械があって、機械がずっと遠くまで繋がっているから、離れた場所でも連絡できるようになっているんだよ。その機械を作る仕事をしているよ。」
この説明でどこまで理解できるかですが、とにかく細かいことや専門用語は抜きにするとこう言った説明になるのではないでしょうか?
最終的には「へぇ〜機械を作ってるんだぁ。」って思ってもらえればOKですよね。
実際にルータやスイッチを設定してつなげる仕事をしていますから、やっていることのざっくりしたことは伝えられているはずです。
開発系にしろ、構築系にしろ、まずは具体的に何を作っている、何のためにやっているかを伝え、子供の興味があれば仕事の様子などを説明すると良いのかなと思います。
消防士なら「火事になったときに火を消すのが仕事だよ。」と説明しやすいですが、システムエンジニアの仕事は物理的に見えないもの、普段目にしないものを作っているので説明しずらいですね。
私のイメージとしては、人の役に立つサービスを作っているというイメージなので、そういうイメージが伝わるような表現で説明していきたいと思います。