システムエンジニアに転職してはや1年半、前職の大学事務員だった頃の友人と久々に飲みまして「SEって大変そうなイメージだけど楽しいの?」と聞かれ、妙に答えについて考えてしまいました。

私はシステムエンジニアの仕事(今はネットワーク系のエンジニア)は楽しいと感じています。

所属している会社も良いからかもしれませんが、どんなところに楽しさを感じるのかまとめてみたいと思います。

IT業界はまだまだ人が足りずどんどん未経験の人に転職して来て欲しい業界ですので、どんなところに楽しさがあるのか知ってもらえたらと思います。

システムエンジニアに転職して

実は、転職する時に似たような質問をうちの社長に聞かれました。

「仕事をしていてどんな時に楽しいと感じますか?」

そう言われて「楽しい仕事なんかあるわけないじゃん」と真っ先に思う方もいると思います。

ですが、そうは言っても社会人人生40年、50年あってそのうち3分の1は仕事をするのが一般的ですから、仕事の中にも楽しさを探さないと続かないと思います。

むしろ、楽しいと感じることができる仕事はないか?と探しても良いと私は思います。

2018年現在、会社を辞めて他の会社を探すことは変なことではないですし、1つの会社で働き続けるという信念を貫く必要もない時代です。

社長との面談の後、社長は「仕事への楽しさをどんなところに感じるのか知りたいので、みんなに聞いてるの。」と話していました。

実際に転職して、どんなところに楽しさがあるのでしょうか?

“作業”ではない仕事

仕事内容ですが、SEになってから「粘って調べてやってみた甲斐があった。」と一種の満足感を感じることがとても多くなりました。

事務員だった頃、とにかく作業すること、処理することが仕事で、時間内にやるべき内容が終わるか終わらないかでした。

時間内でどれだけ効率的に仕事を回すか、それが大きなウェイトを占めていました。

成果物もあるにはありましたが、やるべきことをやっただけなので満足感を感じる成果物ではありませんでした。

システムエンジニアになってからというもの、何かを急いで処理することがなくなり、どうしたら実現できるか?どういう工夫をしたら作業効率をあげられるか?ということを考えることが仕事になりました。

ITの技術は本当にいろんなことを叶えてくれます。

できなかったことができるようになったり、人の手でやっていた膨大な作業が一瞬でできるようになったり、自動でできるようになったり、工夫の仕方が問われます。

どんな風に工夫するのか考えてみること、調べてみること、実際にやってみることが仕事になっているので、楽しいと私は感じています。

追究することがメイン

新しいやり方を探してみて結局ダメだったということも多々ありますが、それは仕方のないこと。「どうしてできないんだ!なんとかしろ!」と根性論が通用する業界ではないので、そんなことを言う上司は見たことありません。

聞いたことないようなやり方を探求するようなこともあります。見つかった時の満足感はIT業界独特の満足感ではないでしょうか?

チームで似たような課題に取り組み「この方法って使えるんじゃない?」と意見を出して、「お、それ良いかも。」って言う雰囲気も私は楽しいと感じる瞬間です。

これからIT業界に進もうと考えている方で、探求すること、追究することが割と好きな方はきっとシステムエンジニアに向いているのではないかなと思います。