私はシステムエンジニアを目指すとき、事前に何か勉強しておいた方が良いのかな?と思い、適当にブログを読んで採用試験に臨みました。
転職してから、「えっ?そうなの?」と思ったことはいくつかありましたが、何かIT関連の本を読んだ方が良いのでしょうか?
これからシステムエンジニアを目指す方で迷われる方がいるかも知れませんので、オススメの本についてまとめました。
システムエンジニアを知る
システムエンジニアという仕事そのものを知るにはインターネットで調べれば十分な情報が手に入ります。
本サイトでも、システムエンジニアの種類については書いております。
まずはネットで、どんな種類のシステムエンジニアがあるのか、また、狭義のシステムエンジニアと広義のシステムエンジニアで別々の意味があるので調べてみてください。
正直なところ、システムエンジニアになるのに書籍で事前に勉強する必要はあまりありません。
インターネットの情報で十分かと思います。
システムエンジニアを知る最初のステップは、システムエンジニアの種類を調べて、自分が興味のある分野を考えるのが良いです。
IT業界は非常に細分化されてそれぞれの専門性も高いので網羅しようとするのは無理です。
どのエンジニアも自分の専門性分野、プラスアルファくらいの知見を持っている人がほとんどです。
これからIT業界に進もうとしてる人は、まず、ソフトウェア開発を行う「開発系」と、インフラやネットワークを専門とする「構築系」のどちらに進むかイメージするのが良いと思います。
どちらになりたいかによって、就職を考える会社自体も変わる可能性がありますので非常に重要なポイントです。
先ほど、インターネットで十分と言いましたが、筆者によって色んな見解、情報がありますので、本として出版されている方が整理された信頼できる情報だと感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、最近の技術、市場の動向、基本的な知識などを教えてくれる雑誌をご紹介いたします。
ちなみに、IT関連の情報は、どんどん新しいものがでてきますので本の出版では情報が古くなっていくので、週刊誌や月刊誌の新鮮な情報がおすすめです。
「開発系」を考えている方向けの参考書
開発系の情報を仕入れたい方は、日経ソフトウェアがおすすめです。
こちらは月刊誌で、初心者を意識した雑誌となっています。
Excelのテクニックやマクロ、VBAのお話、最近使われているプログラミング言語とは?などなど、ソフトウェア開発の現場で利用するツールや知識を盛り込んだライトユーザー向けの雑誌です。
もちろん、ソフトウェア担当者が読んでも読み応えありますが、ソフトウェア開発ってどんな感じなんだろう?とイメージするのに助かる雑誌かと思います。
「構築系」を考えている方向けの参考書
構築系の情報を仕入れたい方は、日経NETWORKが非常におすすめです。
こちらも月刊誌です。
ネットワークとは、通信がつながる仕組みと言ってしっくりこないかもしれませんが、ネットワークに関する情報、通信の仕組み、インフラストラクチャなどに関する情報が掲載されています。
ネットワークってなんだろう?と思っているような方が読めるような解説がふんだんに盛り込まれた記事もあれば、業界の担当者がじっくり読めるような専門的な記事もあります。
一般人向けの記事、ネットワークの基礎的な話も多く取り上げられているので、初心者の方でも読める内容です。
この雑誌でネットワーク系の人が触れる情報を知ることができますので、こういった情報や知識を持って仕事するんだなぁとぼんやり思ってもらえたらと思います。
まとめ
システムエンジニアの仕事に就いていない人で、これからなろうと考えている人には上記で紹介した2冊の月刊誌がオススメです。
インターネットで解説しているブログなどで情報収集も良いですが、ライターがしっかり書いた記事の方が読みやすい構成で理解しやすいこともありますので、ぜひ手にとって見ていただけたらと思います。
コンビニには置いてないかもしれませんが、駅中の本屋や中規模以上の本屋には置いてありますので!