最近、石原さとみさんがSHOWROOM株式会社の前田裕二氏とお付き合いしているという記事をみて、IT企業の社長ってよく耳にするようになったなぁとしみじみ思いました。
最初に「おっ、IT関連の仕事してる」と記憶にあるのは厚切りジェイソンさんですね。当時はお笑いとなんの関係もないため衝撃的でした。
実はIT企業の社長が元々システムエンジニアというのはあまりないケースみたいですが、今回は「今、システムエンジニアだけど将来IT企業社長を目指せるのか」考えてみたいと思います。
システムエンジニアが社長になるための方法とは・・・
SEから社長へ?!
私自身、転職して1半ほどたって、やっとシステムエンジニアと名乗れるような仕事をさせてもらっていますが、大小いろんな会社のエンジニアと交流してきました。
今はSES事業が非常に盛んなので、割と小さい会社も多く聞きます。
※SES事業についてここで書くと長くなってしまうため、過去の記事をご覧ください。
私の所属している会社もSES事業がメインですが、他にも数十人ほどの会社がちょいちょいありました。
何人かのエンジニアと社長についての話をしたことがありますが、共通した意見が出てきます。
それは、
「うちの社長、SEだったこと一度もないんだよね。」
ということ。
というのは、SEの多くは”社長はもっと技術的な話ができる人が良い”と感じているからです。
一般の方にこの感覚はあまり理解できないかもしれませんが、SEは「SE(または過去にSEだった)の人は自分の意見をわかってくれ、営業とかはあまり理解してくれない」と思っている方がとても多いです。
ゆえに、社長に対しても同様で、SE出身じゃないから技術的な話をしても通じない(ちょっとモヤモヤする)と思うSEが多いのです。
私の知る限りでは、SEから社長になる人というのはあまり多くないという印象です。
ではどうやってSEから社長を目指すのか?
SEとしてこれからもやって行くなら、一人で社長という椅子を目指さない
一見、タイトルと矛盾していると思われるかもしれませんが、私はあなたがSEとしてやってきて何かを作ることに喜びを感じるなら、そのままエンジニアのままが良いと思います。
そこで重要なのがパートナーです。
システムエンジニアならわかるように、何かのサービスを作るというだけで膨大な時間がかかります。
それに加えて社長業を同時にやっていくって、、、そんなに時間的余裕があるのでしょうか?
そこは社長としてマーケティングや経営、お金に強い人とタッグを組んで会社設立の方が良いと思います。
もちろん、気が知れてる人と設立すべきでして、設立するときに「代表取締役」を2人でやれば良いわけです。
実は代表取締役は1人しか置けないということはなく、複数にすることが可能です。
営業やマーケティング、金銭感覚が強い(なんでしたら元SEでも)方とサービス制作に集中する人がいれば良いということです。
また、IT関連で会社を起こす時は大きな場所も必要なければ、設備を用意したり、在庫を持ったりする必要がないため、他の業界より資金面でのはじめやすさはあると思います。
小さいアパートを借りて、リビングでみんなで仕事をするような会社もありますしね。
自分1人で始めるよりよっぽど心強いはずです。
システムエンジニアでデキる人は「自分の技術力はすごい」とプライドを持つ人もいます。
良いサービスさえあれば会社がうまくいくわけではありませんので、自分一人でIT社長を目指すのではなく、信頼できるパートナーをともに目指していくのが良いでしょう。