システムエンジニアって何歳までやっていける?

ふとそんなことを考えました。

私は今30歳ですが、このまま客先常駐でずっとやって行くかまだわかりません。

しばらくはIT人材不足が続き、プロジェクト派遣でも案件が見つけられそうな気がします。

ですが、40歳、50歳、60歳になって行って、仕事はどう変わっていくのでしょうか。

知人のSES営業に聞いてみたことと、色々と調べたことについてまとめて見解を書いていきたいと思います。

客先派遣の限界年齢は?

そもそもの話ですが、IT業界では正社員と採用してもらった後、2つの働き方があります。

一つは、社内開発のメンバーとして自分の会社に出勤して毎日仕事をする働き方。

もう一つは、別の会社のプロジェクトに派遣してもらい、毎日他社で仕事をする働き方。

社内開発メンバーとして働いているのであれば、その会社の定年まで働くことができると思います。

では、別の会社のプロジェクトに派遣するSES事業をメインとしている会社で働くエンジニアの場合、何歳までくらいやっていけるのでしょうか?

もちろん顧客のニーズ次第ですが・・・

基本的にはお客さんが求めるスキルがあるエンジニアなら、雇いたいと考えるかと思います。

ですが、やはり年齢が高くなるに連れて、雇う側と営業さんは気になることが増えてくるということ。

例えば下記のようなことです。

  • 50歳超えていて、平均年齢27歳のチームに入れるのは・・・
  • 30歳のPM(プロジェクトマネージャー)がいるチームに馴染めるか・・・
  • 今後、忙しくなって勤務時間伸びたりするけど、体力的にどうかな・・・
  • 若いリーダーが指示出しにくいとかならないかなぁ・・・
  • あれこれお願いすることになるけど柔軟に対応してくれるかな・・・

などなど、書類上ではあまり見えてこないような、年齢独特のことです。

PM(プロジェクトマネージャー)としてのポジションであれば、そのくらいの年齢でもアリだと思いますよね。

ですので、コーダーとしてカリカリコーディングするのが希望という場合、他の若い人を採用されるのかなと思います。

知人の営業さんは「年齢が高くなるにつれて、マネージャーポジション、マネジメント、スキルもあるし指導力も人格も良い人を自然と求められる。」と感じていると言っていました。

専門的な知見と経験だけでは、そこまで長くやっていけない・・・そんな恐怖がふと舞い降りてきました。汗

40歳になるまでにマネジメントも学び、スキル習得とそれ以外の人間的な魅力付けも意識していかないと、お客さんに必要とされないということを心に留めておきたいと思います。

IT人材はまだまだ不足の状況が続くと思いますがSES事業がどうなっていくかは不透明ですので、現役SEのみなさん、マネジメントスキルが必要になりますよ〜。。゛(ノ><)ゝ ヒィィィ